金魚をペットとして長生きさせるには

小学校の低学年の時に、近所の夜祭の出店で買った金魚数匹を、ペットにして生育したことがあります。直ぐに死んでしまうと思っていたのですが、予想外に5年近くも生きてくれました。これには飼育していた水槽の環境が大きかったと思っています。
私が金魚を飼育した水槽は、いつも太陽光線が午前中に差し込む環境下であったためか、金魚の排泄物とエサの食べ残しが富栄養化を起こして、アオコという緑色の藻が繁殖していつも濁っていました。
母などは、「環境が悪い」と言っていましたが、実はこの緑色に濁った水のある環境下が、金魚にとっては心地良かったのだと思っています。
これには実体験があります。私は今回書いている金魚とは別に祭りの出店で金魚を買って、透明な澄んだ金魚鉢で生育させたことがあるのですが、この場合は数か月ともたずに死んでしまったのです。
二つの傾向を比較して、金魚にとっては、澄んだ水という一見快適な環境下よりも緑色に濁った水の方が、遥かに快適であるという結論に達したのです。
では何故、後者の環境が金魚にとって良い結果をもたらしたのか。これは私の推測ですが、アオコによる水の濁りで視界が極度に悪くなったことで、金魚同士や飼育者の視線が来ず、ストレスの負担が少なかったからではないかと思うのです。
勿論、水質を汚濁すると言うわけではなく、定期的に水を交換していましたが、完全交換とはせず、いつも半分半分程度に済ませていたのが、結果としては金魚にとっては良かったのではないかと思われます。
もしこの文章を見ている方で、金魚を長生きさせて飼いたいと考えている人は、一つの参考にして下さい。見栄えが悪くても、アオコの濁った水槽は、金魚にとっては住みやすい環境下なのです。